一定期間、固形物を取らずに過ごし、身体を休ませるファスティング。胃や腸などの内臓器官を休めることで、身体本来の働きを取り戻す効果があると言われています。健康や美容にさまざまな効果が期待されることから、近年、国内外で注目を集めています。
Remo-Fas(リモファス)は、準備食・ファスティング食・復食がセットになったオンラインファスティングプログラム。いつでも好きな時に、好きな場所で手軽にファスティングにチャレンジできるのが魅力です。
今回、ファスティング未経験の筆者が5DAYSプログラム(72時間ファスティング)を体験しました。その様子を詳しくレポートします。
誰でも簡単、しかもおいしい。Remo-Fas(リモファス)とは?
Remo-Fasには、1DAY・3DAYS・5DAYSの3つのプログラムがあります。すべてのプログラムで、準備期間からファスティング、復食期間まで全食オールインクルーシブ。しかも、ミール類はミシュラン店出身のシェフ監修なので、おいしいこと間違いなし。LINEで届く指示に従って、順番に食べていくだけなので、ファスティングが初めての私でも悩まず進めていくことができました。
ファスティング前からテンションが上がるセット内容
ネットで注文すると、すぐにファスティングセットが到着。ミールの種類が豊富。彩りもきれいで、これならできそうだとテンションが上がりました。在宅期間に合わせて始めたかったので、冷凍庫へ保存。5日間分となると、冷蔵庫内の場所を結構取るので、始める直前に注文するのが良さそうです。
彩り豊かなフード類にテンションアップ。写真に映っているもの以外に
スッキリダイコンも同梱されており、コールドプレスジュースは14個届きました
Remo-fasは朝・昼・夕のどのタイミングからでも始められるのが特徴で、私は朝からスタートすることに。前日に、冷凍庫に保存していたコールドプレスジュースと梅とみそのセットを冷蔵庫に移動させました。
ファスティングの手順は、ミールに同封されていたパンフレットにすべて書いてあるので安心です。パンフレットに記載されているQRコードで、Remo-Fas(リモファス)公式LINEアカウントにアクセスし、お友達登録をすると、タイムテーブルやFAQが確認できるようになります。
始める前、「届いた食事以外に摂っていいものは?」「運動しても大丈夫?」など、いろいろ疑問がわいてきましたが、どれもFAQで丁寧に解説されていたので、それらを読んで不安を解消することができました。
いよいよファスティングスタート!準備食は素材の味を感じる洋風スープから
翌朝、いよいよ準備食からスタートです。準備食も復食も、ミシュラン店出身の料理人が監修したお料理。もちろん、保存料・白砂糖・人工甘味料・着色料・香料はすべて不使用です。食べ方は簡単で、冷凍庫から出して、電子レンジでチンするだけ。素材はすべてプラントベース。しかも薄味。なのに、食べ応えはバッチリ。
ファスティング=我慢というイメージが強かったのですが、スタートの準備食のあまりのおいしさにテンションアップ。5日間続けられそうなイメージを持つことができました。
そして2食めはスープ。食べる時間になるとLINEにメッセージが届きます。スープもミール同様に冷凍庫から出して電子レンジへ。袋から付属の容器に移し、水を足して温めます。私は普段使っているスープ皿に移して食べました。こんなにたくさん食べられるんだと感激。量だけではなくて、具材の種類も豊富で、ゴロゴロ具だくさんのやさしい味わいでした。
辛いときもLINEナビゲーションがあるから安心
ここからは、3時間おきにコールドプレスジュースを飲んでいきます。初日は、準備食があったのでそれほど辛くはなかったものの、2日目の朝から頭痛が。ファスティングをすると、1〜2日目くらいに初期症状で頭痛などが出ることが多いそうで、私も最初は空腹よりも頭痛の方が辛く感じました。そんなときは、LINEに届いていたメッセージに従って梅をお湯に溶かして飲むと症状が改善。LINEで届くアドバイスや励ましにとても助けられました。
挫折しそうなときもLINEで届く励ましに助けられました。
出かけるときは、コールドプレスジュースを携帯。デザインも良く、持ち運びやすい形状なので、助かりました。冷たい方がおいしいので、夏は保冷剤と共に持ち歩いた方が良さそうです。
色鮮やかなコールドプレスジュールは全6種類。どれもおいしくて、次はどんな味だろうと楽しみにしながら飲みました。
そして3日目は頭痛もなく、普段通りの生活を送ることができました。誰かが食べたおいしいものを見るのは辛いので、なるべくSNSを見ないようにしていたので、結果デジタルデトックスにもなるという副次的効果もありました。
自分へのご褒美。おいしい復食を目標にがんばれた
72時間、コールドプレスジュースで過ごした後は、スッキリ大根で総仕上げ。昆布だしで煮た大根とお出汁をたっぷりといただきます。こちらも自分で作るのは大変ですが、Remo-Fasなら電子レンジでチンするだけです。残しておいた梅と味噌と一緒に食べました。
昆布出汁の滋味深い味がお腹に染みわたりました。
スッキリ大根を食べた後は、頻繁にトイレに行きたくなるので、この日だけは家にいる日を選んだ方がよいです。私はその後、激しい眠気もありました。ファスティング中に出る症状は人それぞれ。無理せず、辛いときには休み、ゆったりとした気持ちで過ごすのがおすすめです。
復食では、素材の味をいつもよりも感じられるようになりました。
スッキリ大根の後にスープを挟み、ようやくご褒美食。これだけの量を食べるのは久しぶりです。達成感を感じつつ、ゆっくりと時間をかけながら味わいました。ひじきの煮物に入った高野豆腐にもしっかり味が染みていて、とてもおいしかったです。
5日間無事に完走!効果はすぐに実感。手軽においしく楽しめた。
初めてのファスティング。しかも1人で、5日間のプログラム。最初、とてもハードルが高く感じましたが、やってみると意外と大丈夫で、それほど辛い思いをせずに達成することができました。
ファスティング中に一番効果を感じたのは、肌の変化でした。紫外線やエアコンでダメージを受け、ゴワついていた肌。ところが2日目あたりから、化粧水がいつもより馴染んでいくことに気づきました。
意外だったのはメンタルの変化です。食べられないことにイライラしてしまうのでは?と心配しましたが、むしろいつもよりも波の少ない静かな気持ちでいることができました。ファスティングのおかげで身体が軽やかになって、メンタルも落ち着いたのかもしれません。
また、ファスティング中は、身体の変化に敏感になり、今身体が何を欲しているのかを考えるようになりました。頭痛がするときは梅で塩分をとり、口さみしくて何かを食べたくなるときは、ハーブティーで香りを楽しむようにしました。普段ならコーヒーを飲んだり、お菓子をつまんだりしてしまうところですが、こうして胃腸に負担をかけていたのだと実感します。
ファスティングの初期は、頭痛や眠気で辛いときもありましたが、そんなときに、LINEで励ましメッセージや頭痛対策が届いたので、もう少しがんばろうという気持ちに。折り返し地点を過ぎてからは、頭痛もなく、ゴールを目指して楽しむことができました。気分が落ち込んだとき、色鮮やかなコールドプレスジュースが待っていることも、モチベーションアップに。手軽に無理せずクリアすることができたので、自分をメンテナンスしたいときに、これからも取り入れていきたいと思いました。
Remo-Fas(リモファス)は初心者でも経験者でも、自分の都合に合わせて気軽にファスティングに取り組みたい人におすすめ。おいしく、見た目にも鮮やかなミール類で、気持ちを上げながら、ファスティングを行うことができます。私は5DAYSの本格的なファスティングを体験しましたが、よりライトに体験できる1DAY、3DAYSから選ぶことができるので、健康や美容に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。
<ライタープロフィール>
武石ちひろ Chihiro Takeishi
ライターとして企業広報に携わるほか、働き方についてのインタビューや発信を行う。中医学、植物療法に興味があり、現在勉強中。薬草やハーブを自分流にブレンドして楽しんでいる。二児の母。