『冷やご飯が健康の味方?レジスタントスターチの知られざる効果』

新米の季節が到来!しかし、「お米は血糖値が上がりやすいから…」と控え気味の方も多いのでは?実は、ある工夫をするだけで、健康的においしく楽しむことができるんです!

今回は健康の強い味方“レジスタントスターチ”についてご紹介します。

必見!レジスタントスターチのうれしい効果

レジスタントスターチとは?

小腸内で消化されず大腸まで届き、腸内細菌のエサになるでんぷんの一種。
糖質にもかかわらず、食物繊維と同様の働きをすると言われています。
腸内細菌を活性化させるので、便秘改善、中性脂肪の減少、血糖値の急上昇を抑制する効果も期待されています!

レジスタントスターチ含有量が多い食品3選

加熱後にゆっくりと冷やすことで、レジスタントスターチが増加します。急速冷凍では作られにくいので、冷蔵庫で冷やすのがオススメ。

茹でると炭水化物の一部がレジスタントスターチに変化し、食物繊維量が増加するので、腸のお掃除にもピッタリです。

完熟するにつれて、バナナに含まれるでんぷんが糖に変わってしまうため、糖質が気になる方は熟す前に食べるのがオススメです。
青いバナナは加熱すると、栗やジャガイモのような食感に変わり、食べやすくなります。
両端を切断し、数秒間水にさらした上でラップに包み、電子レンジで2~3分加熱してから皮をむきましょう。

プラスワンの工夫でOK!簡単レジスタントスターチ習慣

<習慣1>朝食はコーンフレーク&バナナが効果的!

忙しい朝も手軽に食べられるコーンフレークは、【30gあたりで1g】のレジスタントスターチが摂れる優秀な食品!
バナナもレジスタントスターチを含む食品なので、合わせて食べるとGood◎

<習慣2>外出先や職場のランチは「冷えたおにぎり」がオススメ!


炊きたてのご飯と比べ、冷やご飯はレジスタントスターチの量が増加します。そのあとレンジでチンしてもレジスタントスターチは消えません。
コンビニおにぎりは再加熱してもOKですが、できればそのまま食べるのが◎!

<習慣3>オリーブオイルで調理後して冷蔵するだけ!


オリーブオイルで調理した後に冷蔵することで、かぼちゃのレジスタントスターチ量が増加したという研究結果が!
他にもジャガイモやサツマイモなどで料理や焼き菓子を作る際は、オリーブオイルを使用すると相乗効果が期待できるかも…!

<習慣4>甘いものが食べたいときは羊羹をチョイス!


小豆やひよこ豆に含まれるでんぷんは、煮るとレジスタントスターチに変化し、さらに冷やすことで含有量が増加。
羊羹や、冷やご飯を合わせて摂れるおはぎもオススメです。


そうは言っても炭水化物を食べ過ぎた…そんな時は?

健康的な生活を送るためにも、適度に白米などの主食を摂取することは大切!

でも食べ続けると、やはり余分な糖質は脂肪に変わってしまい、カラダが重く感じる日もありますよね…😭

そんな日々が続いたら、ファスティングで短期集中リセットがオススメです◎

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参考文献▼
レジスタントスターチの栄養・生理機能(2014)
レジスタントスターチは冷ますと増えてレンジで減らない(2021)

Resistant Starch: Promise for Improving Human Health